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House546
JET STREAM ミスターロンリーの家 新潟市 H様
新潟市
ガレージ
高床・三階建て ・多雪地域
二階リビング
景色を取り込む
SE構法
ホテルライク
ガレージ
高床・三階建て ・多雪地域
二階リビング
景色を取り込む
SE構法
ホテルライク
![](https://www.takada-arc.com/wp/wp-content/uploads/2022/03/efbd8b_546_main.jpg)
この物語は、「ガラス張の中で暮らす」
そんな破天荒な夢をジェットストリームに乗って駆け抜けた、ある人々の軌跡である。
季節は冬。
プロジェクトチームが、市内のある一室に集まり意見交換がなされた。
流れていた曲は、ミスターロンリー。
しだいに、絶対に譲れない事が明確になってゆく。
それは、限りなく河に近づく事。
限りなくスケルトンで美しくある事。
ある角度の眺望を絶対に維持する事。
心を癒す事。
可能不可能を様々な角度からチェックして前に進む。
当然、街に飛び出しデザインの収集も繰返し行われた。
そして、また冬が訪れた。
水面の流れが海へとゆっくり進んでいる。鴎達が突然一斉に飛び立った。
カーフェリーが河上に向けられた船首を一気に河下へと向けだす。
フェリーはダイナミックにUターンをし、重量感たっぷりに海へと向かって行った。
夜になると、メッセの灯りが、ほど良いスタンドの役割をしてくれている。
視野の角度を変えると、NEXTの光がイルミネーションのように感じる。
部屋の照明を少し落とし、窓辺でしばらく夜景を眺める。
このままカーテンは朝まで全開にしておこう。
たぶん、誰も外からこちらを見る人はいないだろう。
そして、やっぱりこの家には、ミスターロンリーが良く似合う………。