「フローリング」人気樹種ランキング
住まいづくり
デザイン・インテリア
住宅の内装を決めていく中でフローリングについて悩む方は多いのではないでしょうか。
明るい色・濃い色、節の有無など、たくさん種類があって迷ってしまいますよね。
そこで今回はこれまで選ばれてきた人気の樹種はなにか、過去の実例から大調査&ランキングにしてみました!
■フローリングの種類
ランキングの前にフローリングについて少しご紹介します。
フローリングは大きく２つの種類に分けられます。
●無垢フローリング
一枚丸ごと一本の木から作られており、天然木ならではの質感を楽しむことができます。
●複合フローリング
集成材や合板の上に天然木を薄く貼って作られています。無垢に比べて反りやねじれが少ないため、床暖房対応の商品が多く出ています。
樹種によって質感や色味等が違いますが、作り方によっても特徴が異なります。
■人気樹種ランキング
それでは、2022年までに採用されたフローリングのランキングです！
【 2022年 】
1位 ナラ樫・オーク(33%)
2位 パイン(23%)
3位 ハードメープル(13%)
【 2021年 】
1位 ナラ樫・オーク(44%)
2位 ウォルナット(22%)
3位 パイン(8%)
【 2020年 】
1位：ナラ樫・オーク(30%)
2位：ウォルナット(23%)
3位：ハードメープル(10%)
以降、2018年までの５年間でナラ樫・オークが一位でした。
根強い人気です！
その他に濃い色のウォルナット、明るい色のパインとハードメープルが上位と、年によって順位は異なりますが、大きな変動はない結果となりました。
1位の「ナラ樫・オーク」は落ち着いた色合いでどんな空間にも合い、近年人気のグレー系の内装にも合うことが、たくさん選ばれている要因と考えられます。
人気の樹種を施工例とともにご紹介します。
●ナラ樫・オーク
・落ち着いた印象の色合いで、どんな雰囲気の空間にも合わせやすい
・木材自体の密度が高く、堅いため耐久性に優れる
●ウォルナット
・世界三大銘木の一つで、黒に近い褐色の色合いでカッコよく引き締まった印象
・衝撃や摩耗に強く、木の表面が滑らかで触り心地が良いため家具などにも使われる
●パイン
・明るい色と大きな節が特徴で、足触りの良い柔らかな材質
・白色から徐々に飴色へと変化していく様子が楽しめる
●ハードメープル
・明るい色合いで、表面がきめ細かくツルツルとした心地よい感触が特徴
・ダンスホールにも使われるほど衝撃や摩擦に強い
以下はランキング外ですが、個性的な表情で人気の樹種です。
●ラーチ
・丸い節が特徴的で、時間とともに色合いの変化も楽しめる
●チーク
・高級感のある見た目と色合いが特徴で、耐久性にも優れる
数ある床材の一部をご紹介させていただきました。
写真だけですと色の違いしか分かりませんが、ご検討の際は是非サンプルで質感も確かめてみてください！
新潟営業所 設計 横川
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