「第29回 雪シンポジウムinうおぬま」が開催される。
イベント
すまいは巣舞
巣は形・舞は想い
想いを形に
巣舞るフォー・ユー
高田建築事務所
パネラーの私に与えられたテーマは
「おいても楽しい雪国の家」
*序章(テーマ)
・ 雪国の健康で快適な巣舞つくりの知恵というタイトル!切り口は様々!
・ 老い+楽しい+雪国+家:4つのファクターを私なりに虹をかけることにしました。
1章 老い=高齢者になって肉体的な衰え!サポートするものが必要
・ 2013年65歳以上の人口が25%を超えた。2030年には30%を超えると言う。
・ 介護が必要!特養老・老健施設の不足:施設的にも介護費的にも限度になってきている。
・ 思考経路の変換!戦略の変換!老後の不安払拭?:公的+私的にも準備!覚悟が必要!
・ スエーデンの税金と終身ケアシステム!
2章 介護施設の時代の流れは「地域密着型包括支援である!」:
・ 介護支援における国策は「施設から住宅へ!在宅支援型へ!
・ 人里離れた介護施設入所は住み慣れた土地を離れる事強要!
・ サポートセンターの仕組み:生まれ育った地に戻ってくる!
・ TWING=TWIN+WING:間知づくり:雪国はプランも立体的に!
・ 施設から住宅に近づく
3章 介護が必要=快護になれるか?
A: ハンディーを負ってから準備する人(精神的にも不安感:その時には不可か?ex:Y邸)
・ 仕事をしながらお母さんと一部お父さんも介護されたYさんの16年間の快護物語
・ 快護になれるキーワードは、周りに助けられた。
① 人に助けられた(姉妹・親戚+訪問看護・ホームヘルパー・家政婦さん)
② 介護ツールに助けられた(ツールを知らなかった・無かったら肉体的苦痛をうけたはず)
③ 快護住宅:介護住宅を建築。(何時でも何処からも見渡せるプランと快適温熱環境)
④ 地域に助けられる:遮断ではなく相互理解力:町内活動負荷を免除頂く。
B:ハンディーが生じる(発症する)前に準備する人(ex:W邸)
4章 内と外の概念を再考する!
・ 雪国は冬季間は被介護者にとってはとても厳しい環境である。
・ 外部空間を内部空間化することで介護者の負担を軽減する。
・ 療養室は住宅であり廊下は道路である。(Ex:T病院ホスピデンス・老健ぶんすい)
・ 反対に住宅が療養室であり道路が廊下である。(Ex:快護住宅)
5章 バリアフリーとバリアバラエティー(VV工法)
・ 巣舞は老人だけに特化してバリアフリー化することには?家族が住むとは時間との共生であり、時間は老若との共生である。幼き子供たちはむしろバリアーは訓練の場!
6章 老人から豊人へ!終活から豊活へ!(スクエアーからダイヤモンドへ!)
・ 肉体的には老人・精神的にはむしろ豊人
7章 巣舞づくり+間知づくり!
・ 巣は形・舞は想い:快適な居場所はベクトルで!
8章 居場所探しの旅:人々は自分の生命を維持するための居場所探しの旅!