高田清太郎ブログ

リプチの森に春がやってきた!2013年度日本建築学会北陸支部建築文化賞を受賞



建築/巣舞.間知.趣舞

すまいは巣舞
巣は形・舞は想い
想いを形に
巣舞るフォー・ユー
高田建築事務所

2013年度日本建築学会北陸支部建築文化賞を受賞

*    先週うれしいイニュースが日本建築学会から届いた。
・    「リプチの森」間知づくりプロジェクトが2013年度第24回の日本建築学会北陸支部建築文化賞を業績部門で受賞報告である。
・    2006年から着手した摂田屋5丁目の間知づくりである。高田建築事務所のホームグランドでの48区画の分譲地計画である。
・    プロジェクト名は「リプチの森」である。意味は再び小さな森をつくろう!を合言葉に旧長岡自動車学校の敷地1.6haを分譲する計画である。
・    単なる現代版まちづくりではなく、歴史の積もった摂田屋地域での間知づくりである。
・    計画は入念に「摂田屋ものがたり」の書籍を作って計画を立てることからの出発であった。
・    事業計画・販売計画・建築計画は5年計画で終了予定であった。計画は計画であり、本年今日現在で48区画の内4区画が残っている。
・    全て建築条件付の分譲地であるので短期間での完売は出来ないことは当初からの覚悟でもあった。

・    文化賞の受賞は2004年度第15回に提案させていただいた「間知づくりプロジェクト M1:医者村「ミトロの森」」が作品部門で入賞して以来の10年ぶりの快挙でもある。それだけにうれしいことであった。
・    リプチの森は2013年度地域住宅計画賞受賞しているが、どういうわけか文化賞は更にうれしいニュースである。
・    審査基準は以下のようであった。

(2)業績と作品は部門に分けて、書類審査及び必要な場合は現地調査により行う。
6.選定基準北陸・信越地方の建築文化の発展に寄与する業績又は作品とし、次の観点から評価を行い選定する。
(1)業績:推薦・応募理由
A業績部門
1地域の建築文化の振興(保全・再生・継承)又は新たな創造
2地域の建築に関する調査・研究・教育・普及
3地域の景観づくり
4地域固有の建築技術・産業の振興
5地域住民・地域団体との協働
6市民活動・行政施策等への波及
7地域社会が目指す方向性の示唆・支援
8相当期間継続・反復されたもの、または今後の持続性
(2)作品:応募理由
B作品部門
1地域の特性をふまえた計画・構造・設備・工法等の適合性
2地域建築文化の継承・保全・再生・振興又は新たな創造
3町並み景観・自然環境への適合性
4地場産材料の活用等地域建築産業に対する配慮
5地域住民・地域団体との協働
6施主・利用者・市民等の評価
7地球環境配慮・サスティナブル性への配慮
8メンテナンス・ライフサイクルの配慮
9災害等に対する安全性
7.選考結果選定結果は2014年3月末までに応募者に通知する。
8.表彰
(1)表彰点数
業績と作品を併せて4点以内とする。
(2)賞の内容賞に対しては、賞状と賞牌とし表彰1件につき各1とする。
なお、賞状には業績名又は作品名及び関係者を記載し、賞牌には業績名又は作品名を刻印する。
(3)表彰式等:表彰式は2014年度の北陸支部大会(富山)に併設して行い、併せて業績・作品の展示及び発表の場を設けるので、授賞者は受賞概要の発表

を行うものとする。
9.広報
表彰する業績・作品は建築雑誌に掲載し、さらに北陸支部のウエブサイトでその概要を一般に公表する。なお、公表する概要については、応募者が別途概要

原稿(デジタルデータ)を提出するものとする。この原稿に使う文書及び写真の著作権は応募者に帰属するが、応募者の許諾を取ることにより、建築学会北

陸支部はその無償の利用権を持つ。
10.その他
(1)所定の応募申込書は、北陸支部のサイトからダウンロードして使用する。
(2)応募資料、デジタルデータの作成費及び表彰式・発表会への参加等に要する費用は応募者の自己負担とする
(日本建築学会 北陸支部HPより抜粋)


摂田屋橋からリプチの森の春を見る!

開花寸前のつぼみ越に見るアークドリプチ


月のウサギならぬ電球のヤモリ君


もくれんの開花を毎朝楽しんで散歩している。