散歩は祈り空間!散歩は三歩
エッセイ
すまいは巣舞
巣は形・舞は想い
想いを形に
巣舞るフォー・ユー
高田建築事務所
一歩:祈願・二歩:賛美・三歩:感謝
* 愛犬チロに付き合って散歩に出かけてからどのくらいになるだろうか?チロ(3代続いた)がなくなってからも、そのまま一人散歩に出かける習慣をとめることは出来ない。
・ それどころか朝の散歩に出かけない日は一日中スッキリ感が損なわれるような錯覚に陥る。
・ そうは言いながらも腰痛もちの私にとっては単純に快適と言ったものではないようであるが。
・ 「目には青葉、山ほととぎす、初鰹!」
・ 一年でもっとも良き季節の歌風情である。
・ 若葉香る5月の朝:田植えがほとんど終わり揺れ動く苗一杯に張り込まれた水は鏡と化し大空を吸い込むのである。
・ 水面を吹き渡るそよ風に包まれると新しい生命の息吹を覚える。
・ 散歩とかけて三歩ととく。歩きながら様々に思考する時間が与えられることが至福の時!
・ 水平思考に対して垂直思考の強い哲学はドイツ哲学に象徴されると聞いた事がある。
・ 油田開拓で1kmボウリングしても油が出なかったら櫓を移動せよ!必ず油田に出会うと説く水平思考と1km掘っても出なければ2km、5km、10kmと掘り進めれば必ず油田に出会う説く垂直思考である。
・ ドイツの哲学者は思考するために自分の村から出なかったという。同じ道を散歩しながら思考したとも言う。そんな人々になぞなえるなどと言う畏れ多いことを言う気はないが散歩道は同じ道がいい。同じ景色であるから気は散漫になりにくく、思いを巡らすことに集中できるからだ。(もちろん景色は毎日変わっているが・・・)
・ 一歩は祈願である:これからの会社の方向・家族のあり方・自分の目標とその時々に見合って頭の中で様々に一人相撲である。
・ 一歩は賛美である:自然の恵みに大きな感動を覚えるからだ。花や木々や鳥たち虫たち!
・ そしてもう
・ 一歩は感謝である:今まで運ばれてきた事に対する身に余る恵みである。お導きである。
・ 祈願+賛美+感謝=祈りである。
・ 散歩は三歩の祈りの空間である。
・ つくづくそう思う朝散歩!
農道の路肩に植えられた芝桜!雑草対策とか?
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