選挙公約 穴あきバンドとルーズバンド
エッセイ
すまいは巣舞
巣は形・舞は想い
想いを形に
巣舞るフォー・ユー
高田建築事務所
* 20150412(日):第18回統一地方選前半戦が行われた。そして今週末0426(日)は後半戦だ。
・ 地方知事選挙+地方県・市議会選挙である。
・ 新潟県内でも行われた。投票人の支持者の結果は?
・ 今回の選挙を通しても選挙公約に大きな差異が無いと想われる方にとって立候補者を選ぶことは大難儀な事である。
・ 政治家を目指すものにとっては、どんなグランドデザインが描けるかどうかが大きな焦点だからである。
・ アナログ構想からデジタル構想になるとより強烈なアッピールが出来るかもしれない。更に、Yes or NO?の選択を迫るアッピールには反応が過敏になりがちである。
・ 新潟県では投票率が49%台で初めて50%台をきったと新聞は大見出しである。名実共に過去最低との事
・ 選挙権を得る為に多くの血が流された歴史を振り返る時、先人達がエネルギーをかけて残した足取りが薄れて消えて行くのでは?と危惧するのは私だけではないと想うが。
・ 新人との入れ替わりも目についた。そして、新人と言いながらも年齢が高くなってきたのも少々心配だ。
・ 中でも目を引くのが無投票席が全体の1/3にまで膨れ上がったことは危惧に値する。また、改選知事のほぼ全員が与党候補だったことや大阪都構想の行方であった。維新の会を推薦する方のほとんど全員が大阪都構想賛成しているが全体では半々と言うデータが出ている。今後の行方が見逃せない。ドッチ向きになっても新しい時代?の幕開けを予感させるからでもある。
・ 公約がタイトであればタイトであるだけ窮屈になる。反対に公約違反になら無い様にルーズにしておくのも知恵と言うものかもしれない。しかし、同時にルーズであればルーズであるほど次の選挙まで何もしなくなる。そして次の選挙では厳しい洗礼を避けることが出来ない。
・ 要は公約をどの程度に考えているか?自分をどの程度コントロールできるかが公約の実行度でもあるからだ。
・ ・・・・・・・・・
・ 選挙毎にしか出会わない立候補者の声が賑やかなスピーカー音となって今朝からこだまする。
・ ふっと脈絡の無い言葉がやって来る。
* 以前にもこれと似たことをいわれたことがある。
・ そのときもタクシーの運転手さんだったような気がする。
・ 結婚式に行く時に乗ったタクシー運転手との会話である。
・ 「最近、太り気味でバンドの穴が合わなくなった。そこで穴無しルーズベルトを使うようになったらとても楽になった」と話したら、運ちゃん曰く。
・ (ふうてんの寅さん風口調に変換して)冗談言っちゃいけないよ! 何故バンドに穴があるかを軽く見ないで欲しい!と真顔である。
・ 世の中にあるものには必ず目的があるのだ。簡単に考えてもらっちゃー困る!」と言うのである。
・ 嫌に理屈っぽいもの言いだな!と思っておったらその心を話してくれた。
・ 理由を聞いていると、バンドの穴の間隔は様々だ。5mmから1cm~3cm・・・と様々だ。
・ 一穴1cm違うということはボディーの周長が1cm大きくなったと言うことであるから半径は10/2π≒1.6mm。直径に直して3.2mmと言うことになる。
・ ここで85cmであればよいものの95cmのメタボになったときは100mm週長が延びたことになり。直径は32mm大きくなったことになる。
・ 3.2cmの直径の増大は危機信号でもある。
・ はずなのに一日で増えるわけではないことを良きことに目を瞑ってしまっている。
・ 正にゆで蛙現象である。
* 穴開きバンドは信号機なのだ!
・ 聞いたばかりの話であるが、三平師匠の漫談が面白い。
・ ある交差点で信号無視して横断歩道を渡る三平師匠におまわりさんが「ピッピー」と笛を吹かれた。
・ お巡りさん曰く「三平師匠困りますね。赤信号で渡ってもらっては!」
・ 三平師匠は神妙に「すみません。気がつきませんでした」
・ お巡りさん:「そうでしたか?信号機に気がつかなかったのですね?」
・ 三平師匠:「いえ、お巡りさんに気付かなかったのですから、どうも~」
・ 立候補基準は?各自まちまち!選挙基準もまちまち!
・ バンドの穴は気にならなかったがメタボ診断された健康診断で初めて気がついた。
・ 気がついたときが吉日!実行のみである。