不思議なカーナビ:時空を超えて?
エッセイ
すまいは巣舞
巣は形・舞は想い
想いを形に
巣舞るフォー・ユー
高田建築事務所
想いをかなえてくれるカーナビ:
カーナビは忘れた頃に連れってくれる。それじゃ駄目ジャン?
* 出来るだけ短時間で目的地に到着する為には様々なルートで行った人の情報を集めるのも一つの手段だ。
・ 当たり前のことだが確りと聞かないで早とちりをして途中で迷ってしまうこともある。
・ 特に簡略マップは書く側と読み込む側では大きなギャップを隠せない。中でも省略マップは距離感覚がいい加減になりがちである。
・ 読み込む側は行き慣れたところならいざ知らず、新しい土地だと一瞬にして距離を勝手に脳に入力してしまっている。
・ 脳に入力(=思い込み)してしまうと中々修正が難しい。
・ この週末に見学会が行われた、私にとってはそんな難題でもなかったのであるが、先に行ってきた情報を聞き出した。 「こちらで行くと近道だ!」この言葉に何時もトリックされてしまう。
・ 「高速道路をOOETCゲートで降りると近い」と言われて,すかさず脳はOKサインである。
・ OOETCゲートは問題ないのだがその先がつながらなかった。いつもの国道に出たのであるが曲がり角の交差点を間違ってしまったらしい。
・ そして道路の距離感が全く当てにならない。
・ しょうがないので文明の利器:カーナビの登場である。いつもなら小中高学校を入力するのだがこの日は見学会会場の曲がり角にある信用組合を入力した。町のOO支店と確りと入力した。
・ そして20分??おかしいな!と思いきや信濃川の土手に出てしまった。隣の市に入っている。しかもそこには入力した信組は無かった。
・ 厄介だがもう一度中学校を入力すると時間は20分という。何てことだ。最初から学校の場所を指定して行けばよかったものを!
・ OOETCゲートからは15分くらいと聞いていたからもう30分も経ってしまった。しまった!これから20分と出たから合計1時間弱である。
・ ところが以前に行ってみたいと思っていたOO教会の前を通ることになった。
* ここだったのか?勿論時間の関係で足を止めることはなかったが、何故か遠回りが
・ カーナビは以前私がどこにあるのか?イメージしていた場所に連れて行ってくれたのだった。
・ 但しその日ではなかったのだが、時空を超えてしまったのだろう。
・ お陰で見学会場に行くと現在Sスタッフが打ち合わせ中のAさんにお会いすることが出来てお話することが出来た。
・ これも不意打ちにとても良かった。
・ この日は私の想いの時空間を超えてセレクト・セッティングしてくれたようだ。
・ 何故か古いカーナビが私のバイオリズムを確りと記憶してくれているようだ。
* 先日、Eテレの「SWITCHインタビュー達人達(たち)」は茂木健一郎(脳科学者)と松岡修造(テニスプレーヤー)であった。
・ 茂木先生が言っていた。「脳は短所と思えるところを実は長所に変えてしまっている。」
・ 受けた松岡テニスプロは「考えろ!考えるな!」で応答していた。
・ とてもかみ締めて楽しむに不足しないフレーズであった。
大型リフォーム見学会場 アプローチがとてもステキだ!