高田清太郎ブログ

Another Rocket 打上エネルギーは「3“き”でサンクス」



エッセイ

すまいは巣舞
巣は形・舞は想い
想いを形に
巣舞るフォー・ユー
高田建築事務所

3つの“き”:3本の“き”?

*    新潟営業所が新しく生まれ変わった。
・    弊社の周年事業である「40+1年目のとし」記念事業の一つとして、かねてから計画されていた新潟営業所の建物が完成した。旧営業所と新営業所は年齢差は丁度二周り24年間の歳を重ねてバトンが渡された。
・    新営業所のニックネームは「アナザーロケット」(もう一段アップロケット)である。

*    20160608(水):アナザーロケットのお披露目が新潟営業所の木族の会(協力業者会)の皆様に開催された。
・    常日頃は弊社の建築にご協力いただいて夢あるすまいづくりに精度高い技術を持って答えていただいている職人集団でもある。
・    営業所見学会の後は隣接するカーブドッチでささやかな祝宴が添えられた。
・    24年前をふり返っているベテラン組みから最近から一緒に建築現場で汗を流してくれている元気ある若い仲間達と共にアナザーロケットエンジン発射スイッチを押すことが出来たことは望外の喜びでもある。
・    24年前に出陣式で3つのNEがいを掲げての出発であった。
①    Needs:に確りと耳を傾け
②    Neo:希望以上の新しい味付けをして感動ある巣舞づくりをさせて頂く
③    Necessary:結果として必要とされる人・会社になろう!であった
・    そしてこの度アナザーロケットで掲げた旗は「3“き”でサンクス」3つの「き」だ。
①    元気の気(同時にいい気になっているな!と初代新潟開設時に祝辞で頂いた戒めは傲慢の気:アナザーロケットは謙虚・元気な気である)
②    大樹の樹(大きな枝:一軒一軒のすまいの物語+作る複数の職人連合の樹である)
③    感喜の喜(期待された以上の感動と喜びを生み出す集団でいよう)
・    気・樹・喜は同時に感謝:サンクスがないと点火しないエネルギーでもある。
・    営業所の前にある新潟県立自然科学博物館の庭に置かれているシンボルロケットは展示用であり無人である。エンジンも取り外されている。
・    新営業所:アナザーロケットは有人ロケットである。エンジンがついている。エンジンを動かすにはエネルギーが必要である。
・    それが「3“き”」のエネルギーでもある。
・    同時に必要とされているエネルギーは「受注・完工・品質アップ・安全確保等」というエネルギーである。
・    目の前にある自然科学博物館のシンボルロケットとは大きく違うのだ。
・    多くの方に見てもらいたい。と第二弾の披露は弊社の築縁様(OB客様)と長岡の木族の会の皆様であった。
・    開催日は20160611(土)~0613(月)の3日間とさせていただいた。200組弱の皆様がおいでくださり応援歌を歌ってくださった。
・    新オフィスの1Fは比較的広いエントランスホール・4室の打合せ室(各室ともテーマを持たせた個性ある部屋になっている)・会議室兼小集会室・倉庫を設えた。
・    2Fは北・東・南側の外周コの字型にスタッフスペースを配置する。中央部には一段上げてスタッフ打合せ共用室である。外側に向かっての情報キャッチの重要さをそのままプランに落とし込んだものである。多指向性機能を持たせるためのコンセプトプランである。
・    2階にご案内したお客様は木構造が表しになったモクード工法デザインに「おっ」と感動のため息をつかれる。大いにPRツールとしても楽しめる構成である。
・    外構も確りと出来上がり緑が自然科学館の緑と共生してくれることを期待している。

*    夜景は室内のモクード構造が浮き出され樹に包まれた執務室となってくれた。
・    周囲環境は大型である。自然科学博物館・SHS店舗・結婚式場・雑誌社社屋・鳥屋野潟球場に囲まれている。そして鳥屋野潟越しにビッグスワンが浮かび上がっている。
・    良い環境だ。24年前にこの地を選んだ時には予想さえ出来なかった。道路は砂利道・奥くには沼地化した鳥屋野潟。外観を眺めているとお隣のSHSの城丸社長がやってきて、ボソッとひとこと。「そんな状態だった場所選んだ高田さんは変わっているね。」「その後お隣に来られたそういうあなたも変わっているね!」
・    個性としてとらえてスタッフ一同、豊かな空間づくりに精を出して行きたいものである。
・    3“き”でサンクス!