高田清太郎ブログ
ことばの小窓「やっと間に合った凍み渡り:恒例の町内公民館のスス落とし行事」
2017.03.01
エッセイ
エッセイ
すまいは巣舞
巣は形・舞は想い
想いを形に
巣舞るフォー・ユー
高田建築事務所
* 振り返って見れば今年は小雪であった。
・ 1月の中旬には、一度に振り落ちた雪も昨年と同様毎日継続はしなかった。有難かった。
・ 山添を除いた長岡地域は、今年は屋根雪をおろさなくてよかった。
・ 雪国人には慣れているとは言え、雪下ろしは、それなりの労力となっている仕事だけに無ければ素直にありがたいことである。
* しかし、特殊ケースの事例ではあるが一つだけ困ることがある。
・ 2月:季節の風物詩はわが町内の公民館の外壁・軒裏のスス落としである。
・ 公民館の屋根は、雪下ろしをしなくていい自然落雪型である。
・ 落ちた雪を足場にスス落としをするのである。しかし落ちた雪は、圧雪と言えども人を乗せる程の耐力はない。
・ そこで期待するのが、晴れた朝に発生する放射冷却の力頼みである。2月はその季節である。雪が固まり、人達は雪上を歩くことができるのである。凍み渡りである。
・ 凍み渡りは、道路が無ければ行けなかったところのどこにでも散歩する私を連れて行ってくれる。
・ 今年は、一度もできなかった凍み渡りも2月28日にそのチャンスがやってきた。自由散歩のためではなく、町内公民館のスス落としである。
・ 若い大工の見習い生を連れて、今年もラストチャンスを活かすことができた。ありがたやである。
今年の雪の量は少なかった。
昨年のスス落とし風景!雪の量は多かった。