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葛飾北斎にあこがれて・・・<年賀状編>



日々のこと

この時期になるとやってくるのが年賀状づくり。
今年はどうしようか?
ネットプリントやスマホアプリ、コンビニでも売っている出来合いのものを購入。
様々な手段が頭の中を交錯した結果、
ななっ何と!木版画でつくる手段に辿り着きました。

普段の設計業務はシャーペンですが、
彫刻刀に持ち替えてのモノづくりです。
しかも、2色摺りへの挑戦を選択。

まずはデザイン。もちろん来年の干支、イノシシがメイン。しかも親子!木版画でイノシシ親子の年賀状作り

次に、版木にデザインを転写していきます。2色摺りなので2枚の版木を使います。 木版画でイノシシ親子の年賀状作り 木版画でイノシシ親子の年賀状作り

あとは、ひたすら掘ります。(1時間ちょっと)ホリホリ。 木版画でイノシシ親子の年賀状作り 木版画でイノシシ親子の年賀状作り

 

最後に摺る。2枚の版木がずれないように、1枚1枚丁寧に。スリスリ。 木版画でイノシシ親子の年賀状作り 木版画でイノシシ親子の年賀状作り

 

なんとここで、子イノシシの耳が欠けていることが判明!!
「このまま作業を続けろと、頭の中で悪魔が囁きます」
そんな悪魔を振り払い、子イノシシの治療を開始。
ボンドをつまようじに付けて慎重に丁寧に治療してあげます。。。
乾かすこと数分・・・。治療完了!  木版画でイノシシ親子の年賀状作り

 

ヨシ、制作再開!ケガした耳をいたわりながら、丁寧にスリスリ。

ようやくイノシシ親子が姿を現しました!完成!! 木版画でイノシシ親子の年賀状作り 木版画でイノシシ親子の年賀状作り

 

彫刻刀で木を彫る感覚はなんとも懐かしく、心地よいものでした。
木質感のある仕上がりに大満足です!

時間はかかりましたが……。
当社の住まいづくりと一緒で、やはり手をかけて作り上げたモノには愛着がわきますね。

 

新潟営業所 営業設計 高田恵介