「消費スタイル」
社長ブログ
2020年に入り一か月が終わろうとしております。
社内も一通りの年頭行事が終わり、平常運転になりました。
今年はいよいよ東京オリンピックの年。
海外のオリンピックの開会式でさえ感動したのを覚えています。
国内で開催されればなおのこと。今から楽しみです。
先日テレビを見ていたら変化する消費スタイルが取り上げられていました。
モノを所有することで価値を得るモノ消費から、
サービスや商品を受けて体験に価値を見出すコト消費。
さらに進化し、ハロウィーンや音楽フェスなど、その時その場にいないと参加できない一回限りのイベントに価値を感じるトキ消費が登場したとのことです。
これも体験という意味ではコト消費の延長かもしれません。
東京オリンピック、あるいは昨年開催されたラグビーワールドカップも、
自国開催される時代に居合わせることができることも、感動あるトキ消費と言えるのではないでしょうか。
最近何かと話に出てくる運転の自動化はそこに拍車をかけるかもしれません。
まだ先のようでいて、近い未来に実現しそうな自動運転。
今は運転中に他にできることと言えば音楽を聴くことぐらいでしょうか。
しかし自動運転になったら移動しながら違う作業や趣味を同時にすることができます。これは距離が無くなることを意味しています。
ネット社会になって情報は瞬時に手に入ることができました。
これも手紙や郵便などにくらべ情報の距離が無くなった、あるいは時間をつくりだしたとも言えます。
これが物理的な人の移動にも当てはまってきます。
ますますその場所でどんな時間をもつかが重要になってきます。
住まいづくりも消費スタイルに照らし合わせてみると、
建物自体を所有するというモノ消費。
そのカタチにたどり着くまでのプロセスを楽しむコト消費。
誰と一緒にそのプロセスを共有し、心に残る思い出になるトキ消費。
と言えるかもしれません。
ますます共有力を持つ「人」が大切になってくると思います。
私たちも人間力を磨いていきたいと思います!