昨年の自宅の浴室リノベーションと同時に
家庭用燃料電池「エネファーム」(ガスで発電し、発電時の排熱でお湯を作り出す)を導入し、
1年が経過しました。

今日は気になる光熱費の実録を大公開!
これからおうちを建てられる方、
リフォームを考えている方の参考にしていただければと思います。

我が家は夫婦+子ども2人+祖母(日中は祖母在宅)という5人家族です。
(※詳しいスペックはブログの最後を参照)

<今回のリフォームで交換した設備たち>
●ガス給湯器　→　エネファームに変更
●パネルヒーターの熱源
灯油式　→　ガス式に変更(エネファームとは別に暖房専用の給湯器設置)
●浴室暖房乾燥機
電気式　→　ガス式に変更(こちらはエネファームで賄う形)

16年間もの間、大きな故障もなく優秀だった設備たち。
灯油タンクが寿命を迎えたこともあり、熱源をガスに変更し、
安いガス料金プランの恩恵を受けられるようにしました。
(エネファーム設置で通常よりも安い単価で1年中ガスを使用可!※北陸ガス供給区域内)

では、いよいよエネファーム導入前後の光熱費を見てみましょう。

1年間で、なんと11万円の光熱費が削減できました!
(※月別資料はブログの最後を参照)

特に冬場で大きく削減。
暖房費は灯油からガスに変更することで年間約3万円の削減。(※1)

以前は5～7時間かかっていた洗濯乾燥は、3時間前後に短縮。
とっても快適です♪

エネファーム導入前が青いライン。
緑の部分が発電と給湯、浴室乾燥機で使用しているガス量の予測値。
洗濯乾燥使用時期に緑の山が大きくなっています。
オレンジの部分がパネルヒーターで使用しているガス量の予測値。

ガスで電気を作っているので、ガスの使用量は増えますが、
電気の使用量は約半分になっています。

続いて、リモコンで見ることができるデータです。

●過去1年間の電気の発電量と購入量

お湯をたくさん使う冬場は発電量が増え、電気の購入量が半分以下に。
逆にお湯をたくさん作らなくてよい夏場は、エアコンの使用もあり、電気をたくさん買っています。

●過去1年間の給湯の貯湯量と燃焼量

ほとんどが排熱で沸かしたエコなお湯で賄えていました。

●CO2削減量:累計

約1年間で「森2つ+木32本+葉っぱ90枚」を植えた分に相当するCO2を削減できました!!

新潟県は全国的にみてもガス料金がとても安く、私の住んでいる新潟市を管轄している北陸ガスさんはエネファームの設置にとても力を入れています。(※2)

家族構成や暮らし方にもよりますが、新築でエネファームを設置した場合はラクラク元が取れるお宅が多いのではないでしょうか。
リフォームの場合は設置条件や既存の状況によって、差が大きいと思いますので、まずはご相談を。

光熱費も減って、更に普通に生活しているだけで環境保護にも一役買っているエネファーム。我が家では設置して本当に良かったと実感しています♪
当社でも設置される方が増えています。
気になる方はぜひご相談ください。

新潟営業所　営業部　杉山

※1.エネファームに表示されるガス使用量を元に計算した予測値です
※2.エネファームの価格は各事業者様によって価格差もあり、ガス料金の単価も市町村単位で変わってきますのでご注意ください

<我が家のDATA>
●家族構成…夫婦+子ども2人+祖母　(※日中は祖母在宅)
●建物　　…築16年・延床面積　28坪
●暖房　　…パネルヒーター
・WIC3帖をのぞいた全館暖房
・10月中旬～4月下旬まで暖房使用
・冬期間中は24時間つけっぱなし(室温22℃前後)
夜間も子どもたちが布団を蹴飛ばすくらいの暖かさ(笑)
●冷房　　…エアコン3台
●キッチン…IH
●浴室暖房乾燥機あり
・4～7月、9月～11月は浴室乾燥で物干し
●お風呂は1年通してほぼ毎日沸かす

月別光熱費↓

※2019年8月下旬から9月中旬にかけてリフォーム工事を行ったため、 その間のガスや電気の使用量は通年と異なります。
また、設置から約1ヶ月はエネファームの学習期間となりますので、目安としてご覧ください。