終わりと始まりの季節(続編)
日々のこと
すっかり夏も過ぎ去り、秋らしい気候になってきました。
窓を開けて過ごす、おうち時間もなかなか気持ちが良くついつい転寝してしまいます。
さて前回のブログでは、アウトドア用品の「冬物の片づけ」、「夏物の準備」についてご紹介しました。
今回はその続編として「夏物の片づけ」、「冬物の準備」について書きたいと思います。
まず手始めに夏物(キャンプ道具)ですが、
テントやタープ、寝袋、チェア等々…湿気を溜め込む布物は多くあります。
適切な保存方法でなければ、寿命を早めてしまいます。
高価なキャンプ道具…買い替えは頻繁に行えませんよね。
ステップ1:ゴミと汚れを取り除きましょう
キャンプサイトは砂地もしくは芝が多いので、ゴミが多く付着しています。
まずはできるだけゴミを取り除きましょう。
ひどい汚れがある時は専用クリーナーで落としましょう。
その際は撥水加工も忘れずに!
ステップ2:湿気を取りましょう
夏場でも雨や朝方の露、汗等で布物は湿気を含んでいます。
帰宅したら干すことは当たり前ですが、シーズン終わりもきちんと干しなおしましょう。
陰干しで風通しの良い場所で行うのが基本中の基本です。
布物は直射日光だと傷みやすいためできるだけ紫外線から避けてあげましょう。
寝袋やインナーマット類は裏返しで干します。
あとはしっかり畳みなおしてケースに入れていきましょう。
シリカゲル等で湿気対策をするのも良いと思います。
ステップ3:カトラリーの清掃
前回のブログでこちらは紹介させていただきました。
食器を洗いなおして、スキレットは錆防止でシーズニングしましょう。
しっかり乾燥させたらキッチンペーパーで1つ1つ包みながらケースに片付けましょう。
詳しくは前回のブログをご参照ください。
夏物はこれで以上です。
次に冬物の準備!
冬も近付いてきました。
スキーやスノーボードの季節でもあります。
ステップ1:古いワックスを落とす
シーズンアウトしたタイミングで板はクリーニングを行い、ワックスを塗って保管していました。
大まかに表面の古いワックスを剝いでいきましょう。
オススメはステンレスのスクレーパーとスチールブラシ。
クリーニングが完了したら、もう一度ホットワックスをかけます。
エッジの欠けがある場合は研いだり、ショップに修理をお願いしましょう。
ステップ2:ブーツの確認
劣化したブーツで滑ると半日経たずして疲れますのでしっかり確認しましょう。
インナーとアウターを外します。
紐やワイヤーが切れていないかチェックします。
陰干しでよく乾燥させ、インナーを装着してケースに入れて完了です。
ステップ3:ウェアの管理
ウェアも陰干しを行い、破れや汚れがないか確認しておきましょう。
破れがあると体温低下の恐れも…。
確認したのち、陰干しを行います。
ステップ4:細かいギアのお手入れ
ヘルメットやゴーグル、ストックの傷や破損も確認します。
確認後、私は洗車用の液体タイプのコーティング剤で撥水保護しています。
雪の付着が少なく済むので滑走後の荷積みが楽になります。(自己責任でお願いします。)
以上で大まかなメンテナンスの完了です。
アウトドアが好きな方は建物にちょっとした軒下空間を作ると非常に便利です。
タープを干したり、道具のメンテナンスをしたりetc…。
そういった小さな工夫を間取りの段階から計画しておくと、趣味や行動が広がってより建物を快適に使っていけると思います。
今年の冬も怪我をしないように新潟県の四季を楽しみたいですね!
長岡本社 営業設計 吉田