キャンプで実感 快適な住まいの暖房とは
住まいづくり
日々のこと
年末年始、私は三条市にあるスノーピークHEADQUARTERSキャンプフィールドにて、雪中キャンプをしておりました。
人生2度目となる、雪中キャンプでした。キャンプ場はしっかりと圧雪されており、設営も大変スムーズにおこなえました。
高原のキャンプ場になりますが、見晴らしも良く、晴れ間が覗いた時に見ることができる「天使の梯子」は、とても綺麗な景色でした。
今回から、「石油ストーブ」を初導入しました。
4人用テントでしたが、暖房能力はとても高く、1日中暖かく過ごしておりました。
しかし、暖房に関して気付いた点がありました。
それは、「頭熱足寒」であった点です。
「頭寒足熱」をご存じでしょうか。頭は寒くても、足を暖めておくことで、過ごしやすい環境にするといった、建築計画的な考え方になります。
雪上のキャンプ場では、石油ストーブだけではどうしても足元を暖めることができず、「頭寒足熱」が重要であることを、体感する事が出来ました。
皆様は、普段どのような暖房設備をお使いでしょうか。
当社でも採用されることの多い暖房設備を、ご紹介させて下さい。
■床暖房設備
床暖房は、床(フローリング)の下に、温水を循環させ、床から暖める暖房設備になります。主に、給湯器で暖めた温水(不凍液)を循環させています。
特徴は、「頭寒足熱」に大きく貢献する点になります。冬でもラグやカーペット無しで過ごす事が出来ます。只、床暖房だけでは室温が上がりづらいので、他の暖房設備と併用が必要になるかと思います。
※電気式の床暖房設備もあります
■温水ルームヒーター
こちらは、給湯器で温めた温水(不凍液)から、熱を取り出し、温風として室内を暖める暖房設備になります。温風は足元へむけて吹き出す為、足元から室内を暖めてくれます。室温も上げやすく、単体でも充分に暖房効果があります。また、ガスファンヒーターと違い、燃焼が屋外で行われるため、定期的な換気も必要ありません。
■薪ストーブ
炎を眺めているだけで、室温だけでなく心も温めてくれる薪ストーブ。当社でも多くの物件でご採用いただいております。
薪ストーブは、「輻射熱」「対流熱」の2種類の熱で、室内を暖めています。その為、薪が十分燃焼し、暖かくなるまでに時間がかかります。また、導入の際には、薪ストーブ周辺の内装仕上げや薪置場について、十分な検討が必要になります。
以上、暖房設備3点を紹介いたしました。
床暖房や温水ルームヒーターは、給湯器も含めたご提案が必要になります。循環させる温水(不凍液)は5年程で交換が必要でしたり、給湯器も耐用年数が10年程であることから、定期的なメンテナンスが必要になります。
「頭寒足熱」で、より暖かくお過ごしいただく為に、暖房設備をお考えの方は、是非ご相談下さい!
長岡Re for me 藤本