スタッフブログ

10月23日



日々のこと

先日、新潟県中越大震災から20年を迎えました。
20年前は寒かったことを記憶していますが、今はまだまだ暑い日が多く、気候変動を感じる20年の月日でもありました。

地震当時、私は高校1年生でした。
部活動を終え、帰宅して腰を下ろした瞬間に大きな揺れに襲われました。

自宅は全壊して住まいを失い、避難所では車中泊をしたり、仮設住宅ができるまでは自衛隊設営のテントで過ごしました。

身動きが取れないほど狭い車内やテント、一旦外に出なければならないトイレ、朝起きると毛布が凍っているほどの寒さ、外とを隔てるには薄い鉄板とテント

先行きも分からない不安な生活の中、祖父母の家に2週間ほど滞在する機会がありました。
久しぶりに足を伸ばして横になれる空間や、外に出なくてもいいお風呂やトイレ、暖を取れる室、何より堅牢な壁に囲まれた住まいに安心感を覚えました。

住まいは、外的な要因から守ってくれたり、便利なだけでなく、心の平穏も守ってくれるシェルターであると、あらためて感じました。

住まいがあることが当たり前ではなく、素晴らしく幸せなことであり、今の住まいに感謝しながら過ごしていこうと感じた20年目でした。

妙見堰 復興を遂げたまち

 

長岡本社 営業設計 杵渕

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