色とりどりな不動産相談のお話
住まいづくり
日々のこと
「売買だけが不動産屋ではない。」
不動産に関する相談は、売買だけではなく、相続や終活と深く関わっています。
高齢者の皆様にとって、自分の財産をどのように管理し、後世に残すかは大きな課題です。専門知識を持つ不動産屋と相談することで、自分たちの状況に合った解決策を見つけることができます。
最近では「正直不動産」といったドラマが放送され、不動産屋の信頼性や相談役としての役割が再認識されています。このドラマでは、不動産屋が持つ専門知識が如何にしてお客様の悩みを解決するかが描かれています。
毎週のように問題は起きませんが、不動産屋から見ても実務に近い内容です。
今回は、「終活を考える上での不動産の重要性」や、「相続に関する専門知識の必要性」について少しお話しします。
■終活と不動産
終活とは、人生の終わりを見据え、自分の思いを整理し、周囲に負担をかけないように準備する活動を指します。この中には、財産や不動産の整理も含まれます。特に高齢者の方々にとって、不動産は大きな資産であり、その管理や相続について考えることは重要です。
最近の調査では、高齢者の約60%が終活に興味を持っているとされています。その中で不動産に関する相談も多く、特に相続予定の不動産についての問い合わせが増えています。「相続の連絡が突然来て慌てた」というケースも少なくありません。
こうならないためにも、相続する側もされる側も元気なうちに「売却する」「生前贈与する」「遺言書を作成する」など、家族全員で将来を見据えて方向性を確認しあっておくことが重要です。
■相続する不動産
相続に関する不動産の問題は、予想以上に複雑です。高齢の親から相続した不動産がある場合、その管理や売却、または維持の方法について悩むことが多いでしょう。
実家が相続されることになった場合、どのように進めればよいのでしょうか?
まず、相続の手続きや、不動産の評価、税金の問題などをしっかりと理解する必要があります。また、相続した不動産が売れない場合もあります。この場合、どのようにして不動産の価値を最大化するかが課題となります。
私どもがよく言われるのが、「友人がそのような事を言っていた。」「近所の方がそのような事を言っていた。」という憶測での話です。相続の形は、すべてが同じではありません。
相続は、人それぞれだからこそ専門知識のある人へ相談はおススメいたします。行政書士や、税理士また宅地建物取引士などは、どのように相続し、どのように税金を納め、どのように不動産を売却・活用をすればいいのかを一緒に検討してくれる心強い専門家です。
終活や相続について考えることは、決して楽しいことではありませんが、将来のトラブルを避けるためには非常に重要なステップです。不動産屋に相談することで、あなたの不動産についての理解が深まり、適切な判断を下す手助けとなります。
色とりどりな不動産相談の世界は、専門家による助言やなどで、不安を解消し、より良い未来を築いていく大きな一歩です。些細な相談でもフォレス・タカダは承ります。一緒に検討し、道筋を見つけて行きましょう。
長岡本社 フォレス・タカダ 風間