スタッフブログ

紡いでいく



日々のこと

県内も梅雨に入り、雨模様が続いています。
たまの晴れが恋しくなる反面、外の草木は絶好の温度と湿度を得て喜んでいるようです。

道普請

そんな緑が映える季節に、先日、毎年恒例の町内行事「道普請(みちぶしん)」があり、娘と参加してきました。
道普請は地域の協働活動で、私の町内では城址に続く山道の草刈り等をして、環境の維持保全を目的に行っています。
当日、見なれた景色を見ながら、落葉が堆積した未舗装の山道を登って、無造作に生えた雑草を刈ったり、落ちた枝木を除けながら、整備していきました。

道普請
昨年と変わらぬ景色をみていると、ふと気が付くことがありました。
小さい頃、嫌々ながら父に連れられて参加した道普請。
ただ参加をしていくうちに、草刈りに夢中になったり、初めて見る木々や草花、興味をそそる地形に出会ったり。地域が誇り、大切にしてきた城址です。

この景色は、私が生まれる前から何十年にも渡って、祖父から父へ、父から子へ、子から孫へと、人の手と想いが加えられ、紡がれてきたかけがえのないものであると感じました。

道普請 城址

住まいも同じではないでしょうか。
作って終わりではなく、何十年にも渡って人の手と想いを加えながら、そのカタチを保ち、物語とともに次の世代へ紡いでいく。

丁寧に手と想いを加えながら、大切な住まいを次の世代へ紡いでいきませんか。

長岡本社 営業設計 杵渕

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