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住まいづくり
デザイン・インテリア
日々のこと

皆様、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。
天気には恵まれましたが、夏日となる日もありましたね。

そんな中、私は、長野県へ自然を感じに赴いておりました。
キャンプが趣味の私は、自然に囲まれると、いつも空間体験に結びつけてしまいます。

空間体験につながる自然の要素には、光・風・眺望など様々あります。

今回のキャンプ場は、木立に囲まれている、起伏の激しいサイトでした。
そのため、光や眺望の移ろい、また、斜面で生活するという不思議な身体的体験が出来ました。

ところで、皆さんは、長野県軽井沢にあります「千住博美術館」をご存じでしょうか。
建築家「西沢立衛」さん設計の美術館になります。

地面の傾斜を活かした有機的な床や、点在する坪庭、それらが織りなす内部空間に、私は感動しました。

軽井沢千住博美術館HPより引用

特に、斜面を背にベンチへ座ったときは、建築空間ではなかなか体験したことのない、不思議な感覚におそわれます。

このような、自然を建築内部にまで取り込んだ空間は、暮らしをとても豊かにしてくれると感じます。
そんなお住まいが、当社にも多くあります。

こちらは、坪庭を様々な角度から眺められるお住まいです。
また、外部との間仕切り格子で眺望が一変するのが魅力的ですね。

こちらは、広大な畑の風景を取り込んだ、お住まいになります。
玄関やリビング、2階の吹き抜けからなど、全身で景色を堪能するかのような、居心地の良さがありました。

こちらのお住まいでは、スキップフロアが様々な高さを作りだしていました。
天井高さや視線の抜け感、場所による過ごし方の違いで、豊かな暮らしが想像できました。

私は自然の中や雄大な建築物から、空間についての多くを学んでいます。

普段とは違った環境や空間に触れる事で、様々な刺激を受け取ることができます。

それらを暮らし方やお住まいのデザインに盛り込んでいくことは、とても難しく大変な事かもしれませんが、

その体験をヒントにお住まいを造り上げていく事の価値や醍醐味は、かけがえのない物になっていくのだと思っています。

長岡Re for me 藤本

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