スタッフブログ

最近の食洗機 タイプ別調査!



住まいづくり
リフォーム

以前調べたキッチンの設備について採用率の高かった「食洗機」。
(参考:ブログ「対面キッチンVS 壁付キッチン 大調査!」
5年前は採用率78%でしたが、ここ4年間では約90%まで増えています。
(※新潟営業所での採用数)

ミーレ食洗機 リンナイ食洗機

食洗機採用割合

 

また、採用タイプ別でみるとスライドオープンの浅型が減る一方、フロントオープンの人気が高まっています。

食洗機タイプ別割合

フロントオープンと言えば海外製が主流でしたが、国内メーカーでもRinnaiがW450、PanasonicがW600サイズをそれぞれ発売しています。
フロントオープンの食洗機にはどのようなメリット・デメリット、各社の機能や違いがあるのか調べてみました。

 

1.フロントオープン食洗機 メリット・デメリット
2.フロントオープン食洗機 メーカー別特徴
3.食洗器買い替えシミュレーション
4. STAFF REVIEW!私たちの食洗機事情!(当社スタッフの声)

 


1.フロントオープン食洗機 メリット・デメリット

◎メリット
・とにかく大容量(W600タイプでは、朝・晩の食器を一度に洗えるほど大容量!)
・カゴが上下別々に引き出せるので食器を入れやすい
・鍋などの調理器具を入れやすい

△デメリット
・食洗機下に収納スペースが取付けできない
・食洗機扉の開閉時や下段の引き出し時にかがむ体勢になる
・食洗機本体の価格が高め
・残さいフィルターのお手入れが必要(メーカーによる)


2.フロントオープン食洗機 メーカー別特徴

●海外メーカー(当社で採用の多い2メーカー)
<Miele(ドイツ)>
・日本国内シェアNo1
・W450 / W600
・カゴ3段(最上段:カトラリートレイ)
・オートオープン機能付(一部機種)

<BOSCH(ドイツ)>
・世界シェアNo1
・W450 / W600
・カゴ3段(最上段:カトラリートレイ)
・ゼオライトドライ(一部機種)

●国内メーカー(当社で採用の多い2メーカー)
<Rinnai>
・W450のみ
・カゴ2段
・乾燥機能付き

<Panasonic>
・W600のみ
・2024年発売の最新機種。
・カゴ3段(最上段:カトラリートレイ)
・ナノイーX送風で汚れた食器を入れてもニオイが残らない
・乾燥機能付き

食洗機比較表


3.食洗器買い替えシミュレーション

我が家は浅型スライド食洗機を設置し、もうすぐ10年。食器が入りきらないことも増えてきているので、次はどんな機種がいいかな…
ということで買い替えシミュレーションをしてみました。
こちらのサイトで検索できます。

【Panasonic ビルトイン食洗機 買替え対応機種検索システム】
Panasonic ビルトイン食洗機 買替え対応機種検索システム
パナソニックHPより引用

おすすめとして出てきたのがこちらの機種です。

浅型スライド↓

Panasonic ビルトイン食洗機 買替え対応機種検索システム

パナソニックHPより引用

深型スライド↓

Panasonic ビルトイン食洗機 買替え対応機種検索システム

パナソニックHPより引用

PanasonicではW450のフロントオープン機種が無いため、
フロントオープンにするならRinnai製、もしくは海外製になります。

【Rinnai 食器洗い乾燥機|取り替え検索】
Rinnai 食器洗い乾燥機取り替え検索

リンナイHPより引用

フロントオープン↓

 

Rinnai 食器洗い乾燥機取り替え検索

リンナイHPより引用

おすすめされた機種を比較してみました。

食洗機比較表

今は食洗機下の引出しをよく使っているので、その収納量をほかに確保できれば将来深型スライドやフロントオープンも良いなと思います。


4.STAFF REVIEW!私たちの食洗機事情!(当社スタッフの声)

●スタッフT(リンナイ製W450フロントオープン)
浅型スライドタイプを10年程度使い、リンナイのフロントオープンへ入替。
実際に使ってみて、容量が大きく食器も入れやすく洗浄力も高いと実感しています。

●スタッフK(リンナイ製W450フロントオープン)
2段の引出しカゴがあり、食器がそれぞれに納めやすいのかなと思いフロントオープンを採用。
<メリットと感じる点>
食器の入れ方次第ですが、洗い上がりは上々です。
乾燥もしっかりしてくれます。海外製と違い、稼働最後まで扉は開かないので小さい子供が居ても安心して使用出来ています。(ソフト排気という設定が出来ます。)
システムキッチン全体としても、操作部の見た目が細くスッキリしていると思います。
海外製のものを採用したいけど予算かけたくない、国産の方がアフターメンテ的にも安心する、という方にはおすすめかも、です。
<デメリットと感じる点>
予洗い(我が家はただ湿らせているだけ)は必要&食器をシンクから移す際や食器がかご内でずれた際、側板が無いので床に水が垂れやすく注意して入れています。
あと、かごを庫内に出し入れする際、特に大皿がドミノのように崩れやすいので気持ち慎重に引出しを動かしています。(←これ私的にプチストレスです。)
全部は入りきらず手洗いするものが必ず発生します。

●スタッフS(ミーレ製W450フロントオープン)
ミーレを選んだ理由は、食器をセットやすそうなのと、鍋やボールなど大きなものもいれたかったから。
使ってみて、入れる順番を考えなくてよいのが助かります。
3段のカゴがそれぞれ引き出せるので、洗いたいものをその都度入れられます。
作業途中で汚れたものを入れられるのでシンクが片付きやすいと思います。
乾燥機能がないですが、夜洗って朝取り出せばある程度乾いているので気にならないです。

●スタッフT(これから深型スライド食洗機を導入予定!)
選んだキッチンメーカーの機器ラインナップから決めました。
3人暮らしでそこまで食器は多くなく、広い作業台を造ったので大きなものを手洗いしても水切りする場所があること、深型を使っている人の話を聞いて十分だと思いました。
フロントオープンは費用面で…(泣)
食洗機導入にあたり楽しみなことは、小物・箸類を手で洗わなくていい事♡小さいやつの方が洗いたくない(笑)

これから食洗機を導入される方、入替をご検討の方、ショールームや完成見学会で食洗機に注目してみてください!

新潟営業所 設計部 I

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