どこを見る?? 完成住宅見学会をより楽しむ方法とは
住まいづくり
デザイン・インテリア
年が明けて心機一転。今年はマイホームを計画したい!
と、目標を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一棟一棟違う当社のお家は、完成すると可能な限り完成住宅見学会を開催させていただいています。
毎回様々なアイデアが詰まっているため、当社の築縁様(OB様)の中には、お家づくりを進める過程で、計30棟もの見学会にご来場いただいたお客様も!!
そんな、実際にお住まいになる規模感で参考にしやすい見学会を更に楽しく、面白くするポイントを、昨年の竣工物件1棟にフォーカスしてご紹介したいと思います。
ポイント① 居心地の良さを確かめる 難易度:★☆☆☆☆
言わずもがな、お家に入った瞬間の気持ちよさ、過ごしやすさは重要ポイントです。
当社では、動線や空間の広さ等の利便性や、家の性能のみならず、
「どうすれば心地良い空間にできるか?」を考えることを大切にしています。
無垢のパイン材を大胆に使った、ぬくもりのあるこちらのLDK。
南側の掃き出し開口に沿った大胆なリビング階段、
その上部から降り注ぐサンサン日光、
そして、玄関ドアまで真っ直ぐ見通せるゾーニング計画、、、
限られた敷地内で、いかに空間をのびやかに心地よくするかを考えた物件となっています。
こちらは反対側の畳スペース。隣地との距離や景色が気になる面があっても、
窓の取り方によって心地よい空間はつくれます。窓の取り方1つで、空間の印象はガラリと変化するものです。
② 材料・設備に注目してみる 難易度:★★☆☆☆
当社では多くの物件で「無垢材」を使用しています。
代表的なのは階段。
こちらの物件では、床材と同じパイン(松)の樹種を使用した集成材でつくっています。
ぬくもりのある肌触りや、経年変化により色が変化した時の愛着が、無垢材の良さだと思います。
構造材にもこだわる当社の物件は、家に入った時にふんわりと自然の木の香りを感じられるのも魅力の1つです。
こちらはキッチン。
当社は設備のメーカー・グレードも自由にお選びいただけます。
それぞれ異なる得意分野を持ったメーカーさんが多くあります。
ご自身にピッタリな住宅設備を探してみるのも、良いかもしれません。
自分オリジナルが良い!という方は、造作することを選択肢に入れてみるのも良いのでは。
キッチン参考ブログ記事:「キッチンのレシピ」
③ 造作部・細かなつくり(ディテール)を見る 難易度:★★★★☆
空間をより格上げしてくれるのが、細部の仕上げや造作家具。
普段はなかなか気に留めない部分かもしれませんが、よく注目してみると、所々で職人さんの腕の光る技術が詰め込まれています!
まずは玄関の床に注目。
ななめの上り框は、部材同士がぴったりとおさめられています。
床材も、上り框に沿って隙間なくきれいな斜めに。
角度のついた壁に向かって、するんと吸い込まれるようにきれいにおさまっています。
造作家具にも注目です。
朝の身支度を行うカウンターには、天板下を有効活用した鏡と収納を。
細々としたものが散乱しがちな卓上をすっきり片付けるための工夫です。
こちらはTVボード。
脚を無くして浮かせたデザインにすることで、見た目もスッキリ、お掃除もラクラクなデザインです。
いかがでしたでしょうか?
お客様の個性と想いに加え、設計者や現場の職人さん一人一人の「より良いものをつくりたい」という想いが乗せられて、住まいはつくられていきます。
今年の完成住宅見学会も、いくつか開催が決まっています。
まだお越しいただいたことのない方、漠然と住まいづくりを考えはじめたばかりの方、、、
ぜひお気軽に、ご来場ください。
家づくりが大好きなスタッフがお待ちしております!
新潟営業所 営業設計 酒井