ウチのテレビ事情
置型派?壁掛派?それとも…?
住まいづくり
デザイン・インテリア
突然ですが、置型テレビと壁掛テレビではどちらの採用率が高いかご存じでしょうか?
長岡本社で2022年以降ご契約された物件のリビングに設置するテレビの割合を調査してみました。
なんと、
置型テレビ47%
壁掛テレビ53%
と、ほとんど半々という結果でした。
調査してみると、テレビの設置はリビングだけでなく、寝室や子供室、趣味室にも設置している物件もあります。
最近では、お風呂にも対応したテレビも発売されていますよね。
私も子供のころは自分の部屋にテレビがあることに憧れていました…!
それぞれのお家やお部屋にテレビ事情はあるかと思いますが、置型テレビと壁掛テレビのメリット・デメリットを調べてみました。
置型テレビのメリット・デメリット
メリット
・テレビ自体の移動が可能のため、設置場所を変えられる
・機器の接続が簡単にできる
・買い替えの際にも柔軟に対応できる
デメリット
・テレビ台が必須となるため、場所をとる
・地震の際に倒れる恐れがある
・配線ケーブルやテレビ台の下にホコリがたまりやすい・掃除の手間がかかる
壁掛テレビのメリット・デメリット
メリット
・テレビ周りがすっきりするため空間の有効活用ができる
・壁に金具で固定するため地震で倒れる心配がない
・家具やテレビの大きさに合わせて見やすい高さに設置できる
デメリット
・設置場所や配線・コンセント位置等の検討が必要
・レコーダー等の接続機器の設置場所の検討が必要
・買い替えの際の取り外し・設置が大変・移動ができない
置型テレビ・壁掛テレビのデメリット解消法
置型テレビ、壁掛テレビにもそれぞれメリットを生かして、デメリットをカバーできる方法もあります。
置型テレビの設置場所
置型のテレビはどうしてもテレビ台が必要となり、壁掛テレビと比べると多くのスペースを必要とします。
しかし、お家の中のデッドスペースやほかの家具と一体でテレビ台を造作することで、空間を有効活用できます。
また、テレビ台単体としてではなく、リビングの収納としての役割を担ってくれるように造作家具としてお作りすることもできます。
テレビ周りをアクセントクロスやタイル、木張りでリビングの雰囲気も良くなります。
・壁掛テレビの接続機器の設置場所
壁掛テレビでは見た目がすっきりする反面、レコーダー等の位置の検討が必要です。
しかし、壁掛テレビだからと言ってテレビ台を置いてはいけないということはないですよね。
置型テレビ同様にテレビ台兼リビング収納や、床から浮かせて間接照明を入れたり、棚板でオープンにすることもできます。
こちらの壁掛テレビの場合、接続機器類はどちらに設置するかわかりますか…?
最近では、テレビ自体の性能も高く、レコーダー等が内蔵されているものや、インターネット、動画サイト、サブスクリプションの使用も可能なものもあります。
また、テレビではなく小型のホームプロジェクターやシーリングライトにプロジェクターが内蔵されたものを見るようになりました。
皆さんのテレビ事情に合わせて、スタッフが知恵を出し合ってご提案させていただきます。気になる方はぜひ、相談してみてください!
長岡設計 山岸