10年目の住まいの合図
リフォーム
現場
お住まいの完成は、お施主様とわたしたちの生涯のお付き合いの始まりでもあります。
日々生活を共にしている、かけがえのない大切なお住まい。
今回は、築後10年程経った方、またはこれから建てるけど、10年後ってどんなことに気をつければいいの?という皆さまにご覧いただきたい「住まいが発信している合図」をご紹介いたします。
✅外壁
ちょっと時間をつくってお家の外周を廻ってみてください。
●窯業系の外壁
表面を触ると手に白い粉がつきませんか?
粉が付いたら、表面の塗装の膜が劣化しています。
欠けはありませんか?そこから水分が入り、劣化につながります。
●ガルバリウム鋼板
白い点々がありませんか?
鋼板によくみられる白錆です。赤錆とは別ですぐに穴が開いてしまうということはありませんが、そのままにしておくとどんどん広がってしまいます。
外壁に埃が付着し、そこに水分が溜まり錆となります。
ホースの水をかけて埃を落としてあげてください。
●塗り壁
クラックが入っていませんか?
少し遠めで見て筋が見えたら黄色信号。細いクラックが入っている可能性があります。
そこから水分が入り、壁が劣化する可能性があります。
塗装でのメンテナンスをお勧めします。
✅木部
白あり被害はありませんか?
腐食防止のためにも、3~5年目安で塗装をお勧めします。
✅ベランダの床
グレーのFRP防水がされていると思います。
こちらの耐用年数は6~10年と言われています。
よく見て細かいクラックが入っていたらFRP塗装をお勧めします。
雨がクルクルっとはじいている間は塗装が効いている証拠です。
FRP防水施工中
✅給湯器
給湯器の耐用年数は、設置場所や環境にもよりますが、おおよそ10年前後とされています。お客様の中には17年動いたという方もいらっしゃいましたが、ごくまれです。
エラーがよく表示されたり、異音やお湯の温度が安定しない、外装がひどく錆びているなど、劣化を感じられたら点検をお勧めします。
また、当社リフォーム研究所では、築後10年のお客様に白ありの保証の更新・瑕疵保険の延長のお話しをさせていただいております。
ほんの些細なことでも、お気軽にご相談下さい。
家族構成が変わって部屋が空いたけど何か活用方法は?
ペットのあそび場をつくりたい。
子供部屋を間仕切りたい。
ちょっとしたお手入れ方法 etc・・・
お声をかけていただくのを楽しみにしております。
リフォーム研究所 佐藤