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外壁にも健康診断を



リフォーム
メンテナンス

新築して10年前後経つと、いろいろと気になってくる時期です。
我が家も築10年が目前に迫ってきました。
去年の暖房シーズン前に、給湯暖房機の交換までは思い切れませんでしたが、少しでも負荷をかけないようにと、初めて不凍液の交換をしました。(本当は6年で不凍液の交換がお勧めです)そのおかげか、この冬も無事に乗り切ることができました。

外壁はガルバリウム鋼板のため、雨が当たっているところは変化もなく、もう少し頑張ってもらおうと考えています。雨が当たらない箇所は、汚れが流れず白錆が発生し、対応を検討中です。

雨があたらない場所は劣化が激しいガルバリウム 雨があたる場所は劣化していないガルバリウム
そこで外壁リフォームの一例を紹介します。
以前に少し紹介させていただいた物件ですが、築27年の窯業系のサイディング張のお宅です。

外壁リフォーム ビフォー

海にも比較的近く、潮風や風雪に長年さらされてきました。27年前の外壁材にしてはよく持ちこたえていたほうです。
遠目では分かりづらいですが、近づくと劣化しているのが分かります。

外壁リフォーム ビフォー

建物をもっと持たせたいということで外壁のリフォームを行いました。

外壁リフォームの主な方法は
① 塗装・・・・コストが抑えられ好きな色に変えられる
② 上張り・・・外壁が限定される。
③ 張り替え・・・好きな外壁を選ぶことができるが、既存の処分もありコスト高に。

今回は、①は既存の外壁が痛んでいるところもあり、塗装だけで持たせられるか心配だったことと、また数年後の塗り替えが必要になることを踏まえて無しに。
少しでも費用を抑えられるように②の「上張り」を選択しました。

上張りは、外壁が2重になるので、重さを考慮し軽い外壁を選択しなければいけません。
そのため、金属系の外壁か樹脂の外壁がおススメです。
金属系は、最近ではデザインの種類も多く、カラーも沢山ありますが、海風が心配になります。そこで今回は、海風にも安心感のある樹脂の外壁を選択しました。
樹脂は種類がまだまだ少ないですが、変色、褪色について30年保証がついています。

外壁リフォーム アフター 外壁リフォーム アフター

外壁リフォームの際は、既存の写真を使ってイメージ写真を作るなど、完成後の雰囲気をつかめるようご提案しております。

プチリフォームから、大規模改修まで、住まいのことなら何でもお気軽にご相談ください。

リフォーム研究所 桑野