【築縁様インタビュー】かきの木のある家
築縁様インタビュー
2022.04.19
2022.04.19
赤い煉瓦と
かきの木のある家
【DATA】
敷地面積:96.68坪
延床面積:33.43坪
2006年竣工
新潟市江南区 K様邸|ご夫婦
※ハウジングこまち(2014年)掲載記事より抜粋しています。
●家づくりのきっかけは?
この土地を見るまでは、家を建てることなんて全く考えていませんでした。柿の木も煉瓦塀も、私たち夫婦には非常に魅力的でした。長い歴史が育んだ味わいは、お金で得られるものではありません。地主さんが残したかった歴史を、私たちも大切にしながらここで暮らしていきたい、と思ったんです。
煉瓦塀に沿って、7本の柿の木が並ぶ。秋に収穫した実は焼酎でさわしたり、干し柿にするのだそう
家づくりの際のご要望は?
煉瓦塀と柿の木を眺めながらの暮らしを希望しました。塀に向かって北向きに開いたLDKからは、どこに居ても褐色の煉瓦塀と柿の木が視界に入ります。設計者の提案してくれたプランと私たちが思い描いたライフスタイルが一致していたのは幸福でした。
暮らし始めて7年、いかがですか?
リビングのソファーに座って窓の外を眺める時間が好きですね。春夏秋冬による景色の違いだけでなく、一日の中でも時間帯によって庭は色んな表情を見せてくれます。虫や鳥の声を楽しめるのも、庭のあるおかげ。ここに暮らしていた方々が残してくれたものを、私たちも未来に伝えていけるように、受け継いでいきたいですね。
魅力的なこの土地は?
かきの木通り
高田建築事務所と玉井一匡建築研究所の共同プロデュースの分譲地。歴史を刻んできた明治時代の煉瓦塀や木々を残し、自然と人間の共生をコンセプトとして2003年に誕生。(まちづくり実績)
●「かきの木のある家」住まいの実績写真は こちら から