高田清太郎ブログ

街角キャンドルが宮内商店街に出現!



イベント

昨年のまちかど美術館に引き続き!
* 大雪である。豪雪である。道路事情が混雑している。屋根からの雪下ろしである。あまりいいイメージを抱いていない言葉が行き交う。
・ しかし、小学生の時をはじめ学生時代は何よりも冬はスキーが楽しめるのはとても嬉しかった。小雪の年にはがっかりしたものである。
・ 凍み渡り(雪の上を歩くこと)できる朝は心が躍る!在来道は必要なくなる。学校への道がグーンと近道なのに何故か雪草(道草)食って遅刻ぎみ!
・ いずれにせよ、雪国に生まれて良かったと長い間思っていたはずである。しかし、年が行くと少々残念なことにマイナス面ばかりを見てしまいがちである。
・ エネルギー問題は深刻だ!原発全54基が間もなく全停止である。一基当たり100万キロワットの発電能力としても5400万キロワットの代替エネルギーが要求されている。薪を焚いた時代から油を焚き、ガスを焚き、そして原発を動かしてきた。
・ そして忘れてはならないのが白い油である。雪国の豊富な水源である。この水を利用して発電装置が設置されてから一世紀になる。ガスを焚いても油を焚いても資源は枯渇方向に回る。そして何よりもCO2を発生させる。クリーンエネルギーとうたわれた原子力は一度事故を起こすとCO2どころの話ではない死の灰である。人が住めなくなるのである。しかも何十年も!
・ 奥只見を水源にする只見川の下流には何度もその水を利用して発電してきたのである。何よりも豊富な水が要求される。しかも循環するエネルギーであり、まさにクリーンエナジーである。
・ 美味しいお酒もおいしいお米も豊富な土地である。しかしそれは置いといて!
・ 雪が作りだす風景には自然でしか作れないアートノブネーチュアーがある。澄み切った空気は心身ともに清めてくれる。冬の洗礼はとてもロマンチックなものでもある。
・ サーみんなで雪国の宝を探そう。沢山出てくるようである。
・ 今日の紹介は、先週にもちょっと触れた蝋燭カマクラである。昨年の秋に上組小学校の6年生が作る工作を宮内商店街の雁木空間に置かせて頂き、通りゆく人たちの目を楽しませてくれた。
・ 今回も引き続き6年生たちによるキャンドルフェスティバルである。紙コップにろうそくを灯す。とても簡単である。しかしその設えは多くの人々に感動を与えてくれた。二度目のまちかどである。まちかどキャンドルは100個のキャンドルを宮内駅から商店街の雁木の軒先を利用して置いただけである。小さな雪かまどはそのキャンドルの居場所としては格好の場所であった。
・ それに先立ち、宮内駅では絆作品が東口階段のけ上げに貼りつかられ元気を頂いた。
・ APMはその拠点としてもとても重要な基地になってくれた。
・ 弊社で設計スタッフの町おこしのリーダー的素材を醸し始めた平沢君のコメントから
・・・・・・・・・・おつかれさまです。今回のまちかどキャンドルは成功だと思います!
この場を借りて大変恐縮ですが何より、皆さんのご参加あってのイベントでした。
本当に楽しい時間でしたね!ありがとうございました。
ただ一点、17:00~18:00の一時間の中での時間のコントロールが未熟でした・・・ことが移り変わる瞬間に微妙な空気が発生してしまったので改善ですね!
個人的に思うことはごく普通の商店街(失礼な表現かもしれませんが・・・)が紙コップと100円均一のロウソクだけであれだけの美しい景色に生まれ変わる様を見れたことが何より幸せな空間体験だったと思っております。
長谷川先生の創造力に感服するばかりです!
音楽については友人には、キャンドルと寄り添うBGMをテーマにお願いをしました。ギターとキャンドルと美術館という組み合わせは心躍りますね!
友人も、天然のエコーと商店街の景色に心躍ってました。皆さんとの出会いにも感動していました!
なんにしてもこうしてさまざまな分野の方々が一同に集まり、感動を分かちあうことがどんなに素晴らしいことかと実感した一日でした。
また感動しましょう!
長文となってしまいましたが以上になります宜しくお願い致します。
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そして、企画室長の高田君のコメントから!
・・・・・・まち角キャンドルでは小学生の声が飛び交うだでけ、まちがキラキラ輝くのだと感じました。
元気の良い子供たちがワイワイしているだけで宮内商店街が活気付きました。
たまたま通りがかった人たちも足を止めて見入っている風景は優しい気持ちにもなりますし、商店街の住人たちも喜んでいるようでした。
その宮内という小さなまちにエネルギーを発信する拠点としてAPMはとても大切な役割を発揮するのだと感じます。
町を散策し、少し疲れてきたらAPMに戻って一休みもできる。
APMは町の駅なのだと感じました。
夜の部は社員が友人を誘ってきて即興ライブをしてくれたり、お酒をゆったり楽しむひと時もキャンドルのやさしい光りがより親密にしてくれました。
決して大きくないですが、ふら~っと立ち寄れる親近感のあるまちのベースキャンプ。
これからもこの場所で素敵なひとときや出会いが増えることを楽しみにしています。
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育夢創造Ⅱ-4から


「新潟日報」2012年2月9日(木)版
長岡市立上組小6年生キャンドルナイトプロジェクト