高田清太郎ブログ

C三寒四温ならぬ散汗思音



エッセイ

C三寒四温ならぬ散汗思音

*    三寒四温は冬季に現れる7日周期の寒暖を言う。
・    ウィキペディアによれば:三寒四温(さんかんしおん)とは冬季に寒い日が三日ほど続くと、そのあと四日ほど温暖な日が続き、また寒くなるというように7日周期で寒暖が繰り返される現象。朝鮮半島や中国北東部に典型的に現れる現象で、日本でもみられる。一般に寒い日は晴れで、暖かい日は天気が悪い。
・    もともとは中国北東部や朝鮮半島における俚諺であって、シベリア高気圧の勢力がほぼ7日の周期で強まったり弱まったりするからと考えられている。しかし、日本付近の天候はシベリア高気圧だけでなく、太平洋の高気圧の影響も受けるので、三寒四温が日本でははっきりと現れることはなく、一冬に一度あるかないかという程度である。そのため近年では本来の意味から外れて、春先に低気圧と高気圧が交互にやってきたときの気温の周期的な変化、という意味合いで使用されることが多くなっている。
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・    私の言うサンカンシオンは「散汗思音」である。
・    今冬も寒い日が続く。唯、今年の雪の降り方にはとても助けられている。
・    連続して降らないからである。所謂、息継ぎをしながらの降雪は積雪スピードを緩和してくれるのでとても助かる。
・    ブログ書いている本日20日(日)の朝はちらほらと雪が舞っていたが、午前中から青空がのぞき太陽が出てきたのである。
・    太陽が出ると雪嵩がガクッと減る。ここで注意が必要である。見た目には積雪量が減ったので安心しがちであるが、実は積雪荷重は変わっていないのである。
・    屋根の雪下ろしの時期を遅らせることになるが嵩は無いが単位荷重が多くなっていることを忘れてはならないのである。(比重が0.2から0.4以上になることもある)*    そんな朝でも気温は結構低く肌身にも寒さを一層感じるのである。
・    私の朝の習慣として、まだ暗いうちに事務所の窓を開けてウィルスを出すことから始まる。戸を開けさえすれば出てくれるものと言う思い込みも確かめる術を持たない。それでも、ウィルスを確りと外に吐き出したいからである。
・    まして、インフルエンザがはやり始めると余計にウィルスを追い出したくなるのである。
・    お蔭で先日はウィルスに掛かって風邪を引くよりも先に窓を解放することで寒くって風邪を引いたみたいである?それでは本末転倒?ではないかと言われそうであるが朝の空気を取り入れる習慣と快感は変えることが出来そうにない。
・    ある程度の時間が経つと(30分~1時間)サッシを閉めて暖房点火である。皆が出社するころには無ウィルスの暖空気が用意されているのである。
・    さて、先週の東京は大雪になった。雪国の装備をしていない車ののろのろ運転がTV映像に流れていた。まさに、“すってんころりん”に転倒する歩行者も映し出されていた。
・    雪が降る。そしてそれが融けてシャーベット状になる。気温が下がると融水は凍る。とても歩行者には難儀を強いる状況が誕生である。
・    決して本末転倒ではない。足を取られていて尻餅転倒である。

*    「散汗思音」:朝散歩に出かける。家族からは“今朝はかなり寒いから散歩なんぞはするな!”と言う。
・    吐く息が白くなる。マスクをして居ようものならメガネは直ぐに曇りガラスである。
・    凍みていれば歩く音はみしみしである。確かな歩み!本気になって降る雪は「しんしん」という音を出している。そんな訳で散歩しながら様々な音を楽しみながら想いを馳せるのである。正に「思音」である。
・    寒いから少し小走り気味で散歩に出かける。汗らしきものが出てくる。
・    時々、道路上に発生した氷の上でバランスをくずしてしまい、体が宙を巻くのを必死に抑える。正に冷や汗である。そして戻ってくると室内はとても温かく感じる。グーンと汗を感じるのである。更に朝のラジオ体操で身体はぽかぽかである。真冬なのにハンカチを出す仕草はとても贅沢だ!
・    だから、私の今朝はやはり三寒四温ならぬ“散汗思音”である。

*    1月19日(土):高田建築事務所2014年度新卒採用会社説明会が単独に開催された。
・    同日は全国各地の試験場にて開催されたセンター試験はまずまずの様であった。少なくとも雪でのトラブルはなかったようである。
・    弊社の今年の説明会は毎年の説明会場を変えて“アオーレ長岡”での開催である。3Fの市民交流ブースは丁度手頃である。30数名の参加者と弊社のスタッフ10数名が入ると少々狭さを感じるかもしれない。しかし、全方向がガラス張りでありキャンチレバー(片持ちに張り出した)空間なのでとても解放感がある。
・    14:00~16:30の2時間半の説明会である。長いようであるがアッと言う間の時間でもあった。出席学生は皆一生懸命に聞き入ってくれている。
・    説明会に出席してくれた皆さんから感想アンケートを頂く。
・    圧倒的に他社との説明会で違ったのは建築が単なる空間というものを作るハード的なものではなく居場所探しの同伴者であると言うことが皆さんに伝わったことであった。
・    大学の授業の様な!それが良いか悪いかは別問題であるがそんな意見も出てきた。
・    説明会に来場した学生に聞いてみた。他社では業績等の説明と他社との比較が大きく取り上げられていたいとのことである。
・    当社は社会からどのようなことで必要とされているか?高田建築事務所とは?と言うことに重点が置かれる。
・    何よりも:一言で弊社を宣言すると:
「 巣は形、舞は想い、想いを形に!
巣舞(スマイ)るフォーユー 高田建築事務所 」
で今年も始まる。本年もよろしくお願い申し上げる次第である。

前川橋から太田川の日の出を楽しむ!

丘のかなたの空遠く?幸い住むと人の言う

巳年の雪刻(作者は消雪水)

樹氷も凛々しく!

1月4日トキメッセで合同説明会

ブースが沢山並んだ

1月17日は2014年度高田建築事務所新卒採用説明会(アオーレ長岡にて)

全開放のブースは迫り出し空間
説明会の後半は質疑応答(解放空間は最高)