音を楽しむリビングづくり【スタッフS 暮らし編】
住まいづくり
デザイン・インテリア
新居の生活が始まったスタッフSです。
6月末の展示会からだいぶ日が経ってしまいましたが、今後は当社の家の実際の住み心地や、巣舞の楽しさをお伝えできればと思っております。
鉄道以外に音楽も大好きなスタッフS、住み始めてからは音の環境にもこだわった巣舞づくりを楽しんでいます。
リビングに設置する液晶テレビ 最近は薄くてスタイリッシュなデザインの製品が多いのですが、その分そこから出てくる音は少し貧弱です。でも立派なステレオセットに占領されたリビングにはしたくないと考えていました。
あまり存在を主張しないアイテムを選び、工夫をして、空間と一体になった心地よい音環境を目指してみました。
機械に詳しくない妻が扱いやすく楽しめることも目標です。
スピーカーは壁付けできるものを選びました。
小さな筐体はインテリアデザインの一つとして溶け込んでいます。
また事前に確認しておいた柱の位置に確りと固定して、不要な壁の振動を抑えています。
*JBL Control-X マットホワイトでミリマルなデザインはオブジェとしてもかわいらしいです。
2階へと緩やかにスペースを繋げることが一番の目的であるリビングの勾配天井ですが、もう一つ、音響効果にも期待しています。
* 空間で音作りができていることが体感できます。
適度な残響は、音空間を豊かにしてくれます。上方向に昇っていく天井は、スピーカーとセットとなるもう一つの音響装置になってくれました。小さなスピーカーからは想像できないような音の広がり方で、リビングが小さなライブスペースの様に感じられます。
切れの良い中高音を奏でるスピーカーですが、小型なのでどうしても低域が弱くなります。その対策として、愛用してきたTVボードの足を家具職人さんに少し長くしてもらい、その下に低音用スピーカーを隠すように設置しました。
*ONKYO SL-T300 延長した家具の脚はあえて別の色に着色してツートーンカラーに
このサブウーファーのおかげで、見た目は最小限のオーディオセットらしからぬ低音が聴こえてきます。(ただし低域が聴き取りやすくなる程度の音量に抑えていますので、長時間鳴らしても聴き疲れなく、それでいて小音量でも音楽的な音が聴こえてきます)
スピーカーに繋げるアンプは、テレビのHDMI端子に直接繋げられるものを選びました。最近のHDMI機器は、テレビと連動してくれるので、アンプとテレビ、別々に電源やボリュームを操作する必要がありません。妻はアンプの存在を気にすることなく、テレビ(の音)を楽しんでいます。
*下 Pioneer SX-S30 扉を開けて直接操作することはありません テレビ本体のスピーカーはoffにしてあります
このアンプは、ボードの背面に設置したLAN端子に繋げてありますので、テレビを見ていないときはインターネット配信やPCに保存した音楽を流しています。
小さな工夫や選択を重ねて、音を楽しめるリビングが完成しました。
間取りやデザインだけでなく、新居でこだわりの音を楽しみたい方も、ぜひ高田スタッフにご相談ください!
*リビング全景 音を楽しむひと時 時折ミニチュア鉄道が走り抜けていきます
新潟営業所 佐々木