町に「想いを」人に「願いを」
日々のこと
先日、オリンピックとパラリンピックの熱闘が終わりました。
コロナ渦でもありましたが、日本開催のオリンピックは、とても感動しました。
「地元愛」の影響もあり、県内出身者の出場競技は特に熱がこもっていました。
今回はそんな「地元愛」あふれる、長岡本社の所在地である「摂田屋地区」のお話です。
摂田屋地区は、「発酵・醸造のまち」で、味噌、酒、醤油の蔵元が6軒も集まっています。また、歴史的建物や魅力的なお店がたくさんあるエリアになっており、それを活かして街なみが整備され、徐々に地区全体が発酵し始めてきています。
そんな摂田屋地区で、6月に完成見学会を行った「ミライコンパス」にお邪魔してきました。
ミライコンパスの2階は、木版画のアトリエ「atelier m」様に1フロアをレンタルしていただき、営業を行っています。
木版画を使った日本酒のラベルデザインや、お菓子メーカーの商品パッケージなどを手掛けています。また、かわいいポストカードなども、置いてありました。今後は、ワークショップや木版画の体験なども行っていくようです。
atelier m様のように、これから摂田屋でお店を開きたい人やワークショップをしてみたい人、または、町を盛り上げたい人々が増えていくのではないかと思います。
「先人から引き継がれる町を、もっと良いところにしたい。」という想いをカタチにする事が、エリアリノベーションであり、町おこしに繋がっています。
どのようにして変化させるか?
どのように残していくか?
これは、エリアリノベーションや町おこしにおいて、ものすごく大切であり、大きな問題です。
また同時に、空き家や空き地も今後どのように活用していくべきなのか?
所有者にも考えてほしいところです。先祖代々の土地を所有しているだけでなく、次に活用してもらう事も1つの方法です。使われない事が一番悲しい現実です。
誰にでもある記憶。
そんな記憶は、「町」にもあります。
摂田屋と言うエリアの記憶は、今もなお刻み続けていきます。
今後、摂田屋エリアのリノベーションや町おこしが盛んになっていく事を願っております。
フォレス・タカダ(不動産部)風間