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House702
HAYABUSAほわいと 新潟市 S様
新潟市
テラス・中庭 ・土間
狭小・変形地
スタイリッシュ モダン
テラス・中庭 ・土間
狭小・変形地
スタイリッシュ モダン
![](https://www.takada-arc.com/wp/wp-content/uploads/2022/03/091c29619c6302620302ab5afc323b5e16.jpg)
2005年夏。
イオンエンジンを搭載した小さな探査機が、
ある小惑星に到達し、観測とサンプル採集に成功した。
2010年6月。
その小さな探査機は、永い旅を終えるべく、地球に大気圏再突入し世界に感動をあたえた。
あれから6年後の2016年6月。
新たなプロジェクトが進行していた……。
ぼくの名前は、HAYABUSA。
より効率的に、より強く、より美しく。
そして、よりコンパクトに世の中を旅するため、「HAYABUSA」と名付けられた。
当然、ここまで来るには、数々の試練が待ち受けていた。
度重なる設計図の書き直し。
繰り返される資材の選別と調達。
厳しく要求されたハイレベルな施工精度。
どの分野も目標値に到達しない限り、僕の存在はありえないのだ。
キャビンへのアプローチは木製デッキを採用し、楽しい旅へと導く。
キャビン内には、小さな吊橋が設置され内部を一望できるようにした。
レストランのテーブルは、可能な限りコンパクトに設計され作業性を最優先させた。
パブリックスペースには畳を敷きこみ、様々な用途で活用する場と位置づけた。
ボディは、コンパクトでも目だつよう、真白を選択。
僕は「HAYABUSAほわいと」と改名され、新たな旅が始まった。