近年、地方自治体は地域の再生や発展を促進するために、様々な取り組みをしています。
その中で注目されているのが、図書館等複合施設と再開発です。
図書館を中心に、文化施設や商業施設などをまとめた複合施設を整備したり、古くなった街区の再開発が行われ、地域の活性化と魅力の再発見が進んでいます。

私たちの長岡市では、人づくりと産業振興の拠点・新しいスタイルの図書館「ミライエ長岡」

小千谷市では、賑わい・交流・憩いの図書館等複合施設「ホントカ。」
三条市では、学ぶ・見る・触れる・ものづくりのまちの図書館等複合施設「まちやま」

単なる情報提供や書籍の貸出しにとどまらず、地域の拠点として様々な役割を果たします。

先日、小千谷市の「ホントカ。」の完成見学会に行ってきました。
建物周辺は９月頃の完成とのことでしたが、建物内を見学することができました。

まだ、本や細かい設備が入っていない状況での内覧は、とても新鮮であり、
本が並ぶイメージと本を読む人々を想像するだけでワクワクしました。

天井は、「和紙」で仕上げてありました。
小千谷市を流れている信濃川の流れを「和紙」で表現しているとのことでした。

「ホントカ。」は、図書館機能の他にも展望台、資料館、大きな屋根があるイベント会場や音響設備のあるスタジオなど、たくさんの人が集まるコミュニケーションの場として利用される予定です。
定期的なイベントも随時行っていくとのことでした。

地域住民の集いの場として、子どもたちや学生の学習支援や研究の場として、小千谷市の魅力を再発見する場として…等々。たくさんの方に愛される場となることが期待されます。

図書館等複合施設は再開発事業と大きく関わっており、地方の魅力再発見への第一歩でもあります。
その地域ならではの文化や歴史を活かした施設整備や街づくりは、そこに住む人々を巻き込みながら、段々とその地域のソトの人々にも波及していき、地方に新しい風を吹かせてゆくのではないかと思います。

共に手を取り合い、地方の魅力を再発見し、
持続可能な地域社会の実現に向けて歩みを進めていきましょう！

長岡本社　フォレス・タカダ　風間

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