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窓枠の種類って?「窓枠なし?無垢材?」



住まいづくり
デザイン・インテリア
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皆さんは窓枠についてこだわりはありますか?
窓枠にもいろいろな種類があり、使い方によって大きく印象が変わります。
また、それぞれメリット、デメリットがあるため、今回はそんな窓枠の種類と選び方についてご紹介させていただきます。


1. 四方枠(既製品)

上下左右の4方向に枠を取り付けた形です。
窓枠には様々な役割があります。
・窓と壁紙を見切る
・壁紙を結露、よごれから守る
・壁紙のひび割れ、破れから守る  など

 

既製品の窓枠にはいろいろな色や柄のバリエーションがあります。
壁紙や部屋のイメージに合わせて窓枠のカラーを変えることでより統一感のある空間をつくることができます。


2. 四方枠(無垢材)

こちらは栂(つが)の無垢材を加工し、取り付けたものです。
木を使っているため、ナチュラルな雰囲気や温かい印象を感じます。
この写真では和室に使用していますが、和室だけでなく北欧スタイルな部屋にもよく使われています。
無垢材の枠は、年月と共に日に焼けて赤みや黄色みを帯びることがありますが、建物と共に味わい深くなっていくのが特徴です。
既製品に比べると、価格は若干高くなります。


3. 三方枠なし(クロス巻き込み)

下枠以外の3方向の枠を無くし、内装材で仕上げた形です。
四方枠に比べると、枠がない分、よりシンプルにすっきりとした印象になります。

また、天井や壁際に取り付けると、そのまま外までつながっているかのように感じられます。
湿気によって窓廻りの壁紙が劣化する可能性があるので、水まわりでの使用を避けるなど、工夫して使うのがおすすめです。


4. カウンター一体型

窓枠の代わりにカウンターを延長して取り付けることで作業スペースを明るく開放的な空間にしています。
また、窓までカウンターが伸びているため作業スペースも広く取ることができます。
カウンターの規格の幅を超えてしまうと割高になる可能性がありますので、設計スタッフとよく相談してみましょう。


5. 四方枠無し

珍しい事例ですが、デザインによっては4方向の枠をなくすことが可能です。
こちらはフランスのロンシャン教会をイメージして造られた小窓。
デザインの意図をもって枠をなくしています。


まとめ

窓枠のいろいろを紹介してきましたが、それぞれメリット・デメリットがあります。
部屋をどのようなイメージの空間にしたいか考えながら、窓枠にもこだわった住まい作りを楽しんでください。

長岡本社 工務 佐藤(春)

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