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スキップフロアのススメ



住まいづくり
デザイン・インテリア

勉強や読書、趣味など自分の時間は持ちたいけど、家族の気配は感じていたい。
プライベートとパブリックの中間領域のような空間があったらいいなぁ、と思うことはありませんか?
そんな家族との距離感を調節してくれる空間のひとつに「スキップフロア」が挙げられます。


■スキップフロアとは?
「一つの階層に複数のレベル(高さ)のフロアが設けられた間取り」のことをスキップフロアといいます。
段差を用いて高さを変化させることでスペースを有効活用できるため、お子さんの遊び場や、ご夫婦の書斎、趣味スペースなど様々な用途で利用できる空間だと人気を集めています。

■スキップフロアのメリットは?
・空間が広く見える
・空間を有効活用できる
・収納スペースを多く取れる
・家族の雰囲気や気配を感じやすい
・遊びゴコロが感じられる。  etc…

使用していて楽しく実用的な空間を作ることができるのが特徴です!
当社でも今までにいろいろな形のスキップフロアを造ってきましたので、今回はその一部をご紹介いたします。


CASE1.小上がりのスキップフロア


キッチン横に設けられたスキップフロア

壁にはたくさんの本棚が設けられ、少し囲まれたカフェのような空間に!
2段上がった下の空間は引き出し収納になっています。


2段上がっていることにより、カウンターの椅子に座ったときにキッチンにいる人と目線が同じ高さになり、家族と心地よく交流できるようになっています。

 

CASE2.タタミのスキップフロア


下部は建具で仕切った収納、上部は床にタタミを使用したスキップフロア

カウンターでリビングとのつながりを感じながら過ごしたり、寝転がって一人でくつろいだりと、様々な利用の仕方ができる空間です。


2階やリビングとつながっているので、奥行きがあってとても広く感じられます。
髙さがあるので先ほどの事例よりも、リビングとの距離が離れた空間になっています。

 

CASE3.籠(こも)れるスキップフロア


椅子に座って趣味に集中できるスキップフロア

窓からきれいな山々を眺めながら作業できる特等席です。
また、アールになっている入り口や壁が空間に柔らかさを演出しています。
階段を上った場所は一転、勾配天井と併せて開放的なスペースになっています。

 

CASE4.階段途中のスキップフロア


階段の踊り場部分にスタディスペースを設けたスキップフロア

下部はお子さんが遊べるスペースになっています。


階段の吹き抜け部分から光を取り込むことができ、とても明るい空間です。
腰を下ろすとキッチンやリビングの様子が見えるため、ほどよく家族の気配を感じながら過ごすことができます。

いかがだったでしょうか。
スキップフロアは高さや配置の仕方によって、隣り合う空間との距離感が変化します。
心地よい距離感を持った、自分たちだけの特別な居場所をつくってみませんか?

長岡本社 営業設計 多田

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