家でできる花粉対策
住まいづくり
日々のこと
桜の開花など嬉しいお話しがある一方、「春は花粉がツライ!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか…?私もその一人です。
衣類と一緒に持ち込まれる花粉は、換気で窓から入る花粉よりも多いと言われています。そして入ってきた花粉は床に落ち、人が動くたびに舞い上がってしまいます。
そこで、つらい花粉の時期を乗り切るために、家でできる花粉症対策を実践してみました!
【実践した対策5つ】
①空気清浄機を玄関に置く
②上着をかける場所を玄関に移動する
③床掃除は拭き掃除で
④換気扇にフィルターをつける
⑤花粉キャッチのレースカーテンへ交換
【対策1】空気清浄機を玄関に置く
家の中に花粉を持ち込まないように、いちばん出入りの多い玄関に空気清浄機を設置しました。
ここでなるべく多くの花粉を吸ってしまうことが重要です。
【対策2】上着をかける場所を玄関に移動する
上着についた花粉を家の中に持ち込まないよう、空気清浄機を設置した玄関にコート掛けを移動しました。
最近、花粉対策の間取りとして、玄関近くにウォークインクローゼットやコート掛けのスペースを設ける方もいるそうです。
花粉の時期に限らず、あったら便利ですね。
【対策3】床掃除は拭き掃除で
床のお掃除を掃除機で行ってしまうと、掃除機の排気で床に落ちた花粉を空気中にまき散らしてしまいます。そこで、まずは床に落ちた花粉を拭き掃除で取り除きます。
掃除機はそのあとで、フローリングの溝に沿ってかけていきます。
カーペットは縦横両方から、ゆっくりとかけるのが花粉を取り除くコツだそうです。
【対策4】換気扇にフィルターを付ける
ホームセンターと家具屋さんでフィルターとレースカーテンを購入しました。
それぞれ取り付けていきます。
まずは換気扇フィルターから
皆さんの家にある、家全体の空気をきれいに保つ役割の換気扇ですが、ここも花粉の侵入口になります。①
換気扇のフタを取り、フィルターを付ける範囲を確認します。②
大きさに合わせてフィルターをカットします。③
換気口を覆うように付属のテープで止めて完成です。④
【対策5】花粉キャッチのレースカーテンへ交換
続いてレースカーテンの交換
一般的なカーテンに比べ、花粉の吸着率は約2倍!
生地に使用されている繊維が花粉を絡めとる仕組みになっています。
写真だと違いがわかりづらいですが、今まで使用していたレースカーテンと比べ、繊維が細かいため期待できそうです…!
花粉症の方にとっては、スギやヒノキは厄介者ではありますが、当社では、家づくりに使う木材としてこれらの木は大切な役割を果たしてくれています。
スギは柱に、ヒノキは土台に使われている木材たちです。
花粉症はつらいですが、悪いところばかりではないのでしっかり対策をしながら共生していけたらいいですね。
長岡本社 設計 山岸