アナログ回帰
日々のこと
デジタル化が進んでいる世の中ですが、近年「アナログ回帰」が密かなブームとなっているようです。
以前のブログでもありましたレコードや、写ルンです、ミニ四駆などが再注目されているようです。
私も何年か前に中古のフィルムカメラを3000円で購入し「アナログ回帰」してみました。
MINOLTA(ミノルタ)のcapios 150Sというカメラを購入しました。
調べてみると2000年発売で当時は1万8千円したそうです。
購入した際、カメラ本体のみが届き、説明書等は入っていませんでした。
インターネットで調べたところ、なんとデジタルの説明書がありました!
アナログ回帰なのに、デジタルの説明書を読みながらフィルムなどのセッティングを行いました。
フィルムのセッティングが完了し、実際に写真を撮って現像してみました。
現像するまでどんな写真が撮れているかわかりませんが、現像を待つ時間のワクワク感は、デジタルカメラやスマートフォンを使っている時は味わえません。
実際に現像した写真がこちら
↓
空の青がとてもいい色です!
デジタルカメラやスマートフォンでは出せない、何とも言えない雰囲気が出ていて、どの写真もお気に入りです。
実際にフィルムカメラを使ってみて、フィルムを使い切って現像するまではどのような写真が撮れたのか分からなかったり、フィルム代や現像代にお金がかかるなど、デメリットも多くあると感じます…
ですが、現像した際、「こんなところも行ったな~」「こんなこともあったな~」など当時のことを思い出す楽しみもあります。
また、お金がかかる分、一枚一枚の写真に重みがあります。そのためより良い瞬間を撮ろうと思い、愛着を持てるところもフィルムカメラの良さだと感じました。
建築業界でも、アナログの良さを大切にしていると感じる場面があります。
例えば、お客様にご提案する際のプランです。
今はパソコンのソフトや間取り作成アプリなど、デジタルなものを使って、簡単に作成することができます。ですが当社はあえて手書きのプランでご提案しています。
フィルムカメラと一緒で、手書きでしか出せない雰囲気や温かみがあります。
デジタルはとても便利なもので、ついデジタルに頼ってしまいます。
ですがアナログはデジタルに比べて人の温かみが伝わったり、より人の記憶に残るものだと感じます。
デジタルに頼りすぎず、デジタルとアナログをうまく使い分けていきたいと思います。
新潟営業所 営業設計 石山